ドコノモリ

うきやま山のすそ野にて


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「意識の流れは」

「意識の流れは」

意識の流れは
水の流れていく様とは異なり
方向はあるようで
ないようで

留まり
走り
ジャンプし

そして飛行する時間の枠は消え
縮んで
伸びて
伸びて
パチンと途切れる

眠っている時も
起きている時も
ぴたりと寄り添うもの

たまには
それぞれ
独立してみたくもあるが
意識なしに思考は生じず
語りもできない
厄介な双つ子同志

この世界に登場した
その始めより
共にいる者

故に
互いに互いをあざむくなかれ
互いに互いを許すなかれ
へらへらと同調するなかれ

意識の流れの源の
静かな水面に
ポタリと落ちた一葉の
波紋
それが私だ

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